名称
御師住宅(小佐野家模造復元住宅)富士吉田市歴史民俗博物館(おしじゅうたく おさのけじゅうたく)
住所
〒403-0005 
山梨県富士吉田市上吉田2288-1
電話番号
0555-24-2411
料金
大人300円、小・中・高校生150円
営業時間
9時30分~17時0分(入館は~16時30分)火曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場
あり
標高
893.7m
御師<おし>とは、富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなどの世話をするとともに、日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行い、富士山信仰を広める役割を果たした人たちのことです。平安時代以前は、富士山は登らずに裾野から遥拝していましたが、仏教が広まるにつれて登拝するというかたちに変わりました。一時期は86件の御師住宅があり、多くの登拝者が宿坊として利用し、富士吉田は富士道者によって賑わったと伝えられています。小佐野家は代々が北口本宮冨士浅間神社に所属する御師を務めてきた家柄で、1572年(元亀3年)に富士の雪代の災害を避けるため古吉田から現在地へ移転してきました。小佐野家住宅は富士講最盛期の1861年に建てられ、屋敷を含めて重要文化財として指定されています。現在、この住宅は人が住んでいるため非公開です。「富士吉田市歴史民族博物館」において構造復元住宅が展示されています。