名称
本栖湖(もとすこ)
住所
〒-
山梨県南都留郡富士河口湖町
電話番号
0556-62-1116(身延町観光課)0555-87-2518(本栖湖観光協会)
料金
-
営業時間
-
駐車場
-
標高
871.3m
富士山の北麓にある山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の五つの湖を合わせて、富士五湖とよばれています。その昔、富士山北麓には剗の海<せのうみ>とよばれた広大な湖があり、富士山の火山活動によって溶岩流が流れ込み、まず南西の本栖湖と精進湖が分断され、864年(貞観6年)の大噴火で西湖と分断されました。16世紀後半に長谷川角行が富士山麓の湖沼で水行を行い、その後、富士山麓の八つの湖沼(山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖、明見湖〈あすみのうみ〉、四尾連湖〈しびれのうみ〉)を巡って行う水行、「内八海巡り」が多くの富士講信者によって行われました。また、本栖湖から富士山の眺めはとても優美なため、多くの芸術作品で描かれてきました。富士山は多くの写真家の撮影の対象にもされましたが、中でも1935年に岡田紅陽が本栖湖から湖面に映える「逆さ富士」は有名です。その写真、「湖畔の春」は、1984年には五千円札、2004年には千円札の紙幣の図様として、使用されました。富士山の裾野から本栖湖岸にまで広が優美な姿は、現在も変わることなく継承されています。