名称
冨士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)
住所
〒401-0310
山梨県富士河口湖町勝山3951-1
電話番号
0555-83-2399
料金
無料
営業時間
8時30分~17時0分 不定休
駐車場
あり
標高
835.4m
冨士御室浅間神社はの境内は本宮<もとみや>と里宮<さとみや>からなっています。本宮は富士山吉田口登山道の二合目に鎮座し、699年(文武3年)に藤原義忠が創建しました。富士山山中に建てられた最古の神社であるといわれています。里宮は958年(天徳2年)に村上天皇により、氏子の祭祀<さいし>の利便のために河口湖の南岸に創建されました。御祭神は木花開耶姫命<このはなさくやひめのみこと>です。社名の「御室」は、かつて祭祀を石柱をめぐらせた中で執り行っていたためだといわれています。中世には修験道、近世には富士講と結びついて発展し、吉田口登山道沿いにおいて富士山信仰の重要な役割を果たしました。戦国時代には武田三代の崇敬を厚く受け、安産祈願状などの多数の古文書が残され保存されています。現在の本殿は、1612年(慶長17年)に徳川家の家臣、鳥居成次<とりいなりつぐ>によって建てられました。その後4回の大改修を経て、1973年(昭和48年)に富士山二合目から里宮に移築されました。